ワルサーP38〜・゚・(ノД`)・゚・。

 今年もまたNHKがやりやがった。
 もはやこの時期の恒例行事となってしまった「BSアニメ主題歌大全集」。今年もまた、われわれオタクどもの肺腑をえぐるような、濃い内容だった。
 とにかく感動したのは、「ワルサーP38〜」の節が耳に焼き付いている、チャーリー・コーセイの「ルパン三世」1stシリーズのエンディングテーマ。まさか21世紀になってあの生の歌声をテレビで聞けるとは、生きていてよかったというほかない。ちなみに、この曲の題名が「ルパン三世 その2」であることを初めて知った。
 もう一つうれしかったのは、「機動戦士Zガンダム」の最初に使われたOPテーマ「BETTER DAYS ARE COMING」を鮎川麻弥本人が出て歌ってくれたこと。「Z」というと森口博子が歌った「水の星へ愛をこめて」のほうがよく聞かれるのだが、個人的には前者のほうがSFアニメっぽくって好きだっただけに、その感激はひとしおである。
 あとは、前回もあった森川美穂の「ブルー・ウォーター」(ナディアのOPね)、デュークエイシスの「鉄人28号」(白黒版のやつね)、定番の「残酷な天使のテーゼ」、ささきいさおの「銀河鉄道999」(TV版ね)、水木アニキ一郎の「キャプテンハーロック」、さらに新しいところで「ふたりはプリキュア」あたりが個人的にヒットした。
 一つ不満だったのは、前回あった特撮ソングのコーナーが全く排除されてしまったこと。せっかくのNHKなのだから、怪奇大作戦のテーマくらいやってくれてもいいのに(ってそれだけはないか)。来年は何とか復活してもらい、死ね死ね団のテーマとか、宇宙猿人ゴリのテーマとか、やってほしいものである。