オタク的フィギュア3人娘の見方

 先ほどはまじめぶった話を書いてしまったが、わりと反響があったようなので一安心。
 で、ここからは下世話な話。安藤美姫選手の涙をかばった形になったが、私の好みは残念ながらミキティではない。美人で色気もあって(個人的に眞鍋かをりに似てると思う、異論があればコメントどうぞ)特に落ち度はないのだが、オタク的な見方では彼女は何かが違うのである。
 村主章枝も、やはり何かが違う。彼女はミキティとは違う色気を感じる(俳優の古田新太が「ミキティと村主ではいるお店が違う」とラジオで言っていたが妙にツボにはまった)。たれ目なところにかわいらしさを感じるがオタクの好みではない。
 オタクの私にとっては、荒川静香こそナンバーワンなのである。3人の中でも特にスラッとした体型と、演技に臨むときのキリリとした表情は、戦隊シリーズのヒロイン、それもピンクではなくイエローのイメージと完全に合致するのである。
 昨今のオタク風潮からすれば、萌え系に近いミキティの方がオタクの好みのように思われるかもしれない。しかし、特撮を基盤にした私のような昔ながらのオタクにとってはそうではないのである。
 強気だけは人一倍だがたちまちピンチに陥って、あわやというところでレッドに助けられるのがピンクの典型(今年のボウケンジャーは違うようだが)だとすれば、自ら危険に飛び込んでいって、ピンチには陥るもののギリギリのところで自らの力で危機を脱するのがイエロー・ヒロインのイメージだ。そんなキャラクターが、荒川静香には似合うのであり、オタクはそれを重ね合わせて妄想に走るのである。
 そんな頼もしいお姉さんキャラの荒川選手の活躍を期待しつつ、今宵はしばし短い眠りにつくとしよう。