DB戦隊ゲキレンジャー?

 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の第3話を見た。3週目にして、大まかに作風が把握できてきた。一言でいうと「ドラゴンボールの実写化(日本版)」(すでに台湾版はあるが)だ。
 人里離れた奥地からやってきた少年が武道の達人に出会って、鍛え学んでいくというのは、ドラゴンボールの序盤そのものである。しかも師匠のマスター・シャーフーは猫の姿で、声は永井一郎カリン塔の仙人をモチーフにしている、というよりまんまパクっているとしかいいようがない。鳥山明から訴えられないだろうか。
 ただ、パクリ云々はさておき、見ていて楽しいのも確か。「ウルトラマンメビウス」と違い、純粋に対象年齢を小さな子供に絞っているのは、かえって新鮮。巨大ロボの格闘戦に実況アナウンスを加えてしまうというのは、いい意味でばかばかしく面白い。
 来週から急展開のようだが、果たしてどうなるのか。次回予告にフィギュアスケート八木沼純子の姿があったのが非常に気に掛かる。かつて宇宙刑事ギャバンに出演したプリンセステンコーのことをふと思い出してしまった。