轟轟戦隊ボウケンジャー

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 来年の戦隊モノは「轟轟戦隊ボウケンジャー」だそうだ。そしてこのボウケンジャーで、「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まる戦隊シリーズはちょうど30作を数えることになる。
 毎年パターンを変えながらも、これだけ続いているテレビシリーズはほかにないだろう。歴史的にはウルトラマン仮面ライダーの方が古いが、いずれも過去に数年間のブランクがあり、作品数でも戦隊シリーズの半分に過ぎない。その意味では、007シリーズにも対抗しうる、日本特撮が誇る一大シリーズと言っていいだろう。
 30作目ともなると、初代のゴレンジャーを見ていた世代が、今のこどもと一緒に見て楽しんでいるというケースが少なくなく、また作り手の側も、戦隊シリーズで育った面々が手がけているということになる。特に今度の作品は30という節目に当たり、親の世代をニヤリとさせる演出を期待したいところだ。
 ちなみに新作のボウケンジャーは、世界中の宝を悪の手から守るため冒険するという設定。メンバーの名前には「伊能」「間宮」「西堀」といった日本を代表する冒険家にちなんだものとなっているようだ(まだ噂ベース)。各キャラクターの性格付けなどを見る限り、最近の作品とは違うハードな雰囲気が期待できそうな気もする。果たしてどのような作品となるか、2月19日が待ち遠しい。