書籍・雑誌

山手線上のアリアに聴きほれる

今年も6月恒例?の日本トンデモ本大賞が執り行われた。今年は会場も、熱い臭いと悪評高かった千代田区公会堂から内幸町のイイノホールに変わった。イイノホールというと、4年前まで仕事場だった市政会館(日比谷公会堂)と目の前鼻の先。久々に来てみたが特…

コロコロコミック、30年ぶりの邂逅

熱血!! コロコロ伝説 vol.1 1977-1978 (ワンダーライフスペシャル コロコロ30周年シリーズ)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/25メディア: ムック クリック: 12回この商品を含むブログ (65件) を見る 最近駅前に新しい本屋が開店した。広々とした今時…

ウルトラの星が見えた夕晴れ

実相寺昭雄監督の追悼の意味を込めて読んでみた。 ウルトラシリーズを制作している円谷プロが世田谷区・砧にある都合から、東京といっても、特に言及が多いのは世田谷、川崎、多摩川沿いのあたりで、埼玉出身で足立区在住の私にとってはどうにも身近さは伝わ…

シャアはやっぱり格好いい

不覚にもグッと来てしまった。先立っていった同志・井上瑤さん(アルテイシア)、とのエピソード、鈴置洋孝さん(ブライト・ノア)に語りかけるくだり。まるで原稿に涙のシミが落ちているのではと思わせるように生々しい。 ガンダム関連のイベントに顔を出し…

日本トンデモ本大賞2006

今や梅雨時の恒例行事となった日本トンデモ本大賞が今年も行われた。 例年通り、うっとうしい天気の中、千代田区公会堂の蒸し暑い階段でしばし待たされ入場。何でも同公会堂は老朽化に伴い今月で閉鎖されるそうで、この蒸し暑さもこれが最後だ(別に寂しくは…

さらばasahiパソコン

正直な話、びっくりした。普段通りに何気なくコンビニの雑誌コーナーで手に取ろうとした「asahiパソコン」。表紙が真っ赤。引き出してみると中央に「終了してもよろしいですか」というウインドウの絵。異様な装丁のその本を開くと「休刊」という文字が…

あなたもプチクリわたしもプチクリ

岡田斗司夫著「プチクリ」を一気に読んだ。 著者はご存じ「オタキング」。オタク文化に興味を持っている人なら知らない人がいない(ハズ?)のカリスマである。しかし、この本に関する限り、オタクにとどまらず、万民必読の名著である。 「何かを表現したい…

「懐かしの昭和こども新聞」

先日向かいのコンビニで見つけたムック、「懐かしの昭和こども新聞」です。今やこの手の“なつかし”本、グッズは世にあふれ放題なわけですが、この一冊に限っては結構できのいい内容です。 昭和38年(1963年)から53年(78年)までの、こどもの間に…