特撮

世界征服は難しい

2カ月ぶりに新宿・ロフトプラスワンに行った。今回のイベント、前回と同じ、“あの”岡田斗司夫氏である。当ブログに(が?)一大旋風を巻き起こした「オタク・イズ・デッド」とは打って変わって、というかそんなことは丸でなかったかのように、今回はある意…

バトルフィーバーJ その2

先週に続きバトルフィーバーJのレビュー。今週は第5,6話。 第5話ではいよいよ戦隊シリーズ初の巨大ロボ、バトルフィーバー・ロボが登場。初期の巨大ロボには最近のような合体ロボではなく、操縦席にメンバー5人全員が搭乗して操作を分担するというもの…

バトルフィーバーJの伝説

先週からCS東映チャンネルで「バトルフィーバーJ」が始まった。同作品はスーパー戦隊シリーズの第3作に位置づけられていると同時に、石ノ森章太郎原作ではない東映オリジナルの戦隊シリーズ第1弾だ。 数年前まで、いわゆる戦隊シリーズの括り方には、こ…

NHK容赦なし

NHKBS2「BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集」を見た。2時間ぶっ続けで。 疲れた。 いやー最近のNHKは加減というものを知らないようですな。職員、とりわけ制作セクションには相当数のオタクが入り込んでいるのは間違いあるまい。 ささきいさおと…

ショッカーはなぜ「イー!」と叫んでいるのか

昨日、仮面ライダーなど東映特撮・ヒーロー番組をものすごく数多く手がけた巨匠・平山亨御大のトークライブを新宿・ロフトプラスワンに見に行った。聞き手は、読売新聞政治部記者にして特撮オタクの女王・鈴木美潮サマと、我が心の師・唐沢俊一先生という、…

ヘドリアン女王崩御

つい2時間ほど前、仕事中のことだった。速報ニュースのお知らせ音が鳴り、モニターに目をやると、一瞬、目を疑った。 「オバケのQ太郎の声で有名な女優の曽我町子さんが東京都国立市の自宅で死去。68歳」 冗談かと思った。あのヘドリアン女王が、魔女バ…

さくら姐さんカッコイー

轟轟戦隊ボウケンジャー第12話、久々に格好いいヒロインを見た。 エピソードのメインはボウケンピンク・西堀さくら。ボウケンイエロー・間宮菜月は、冷静沈着なさくらの忠告を無視したばかりに敵の罠にはまり、仲間をとらわれの身にされ、変身用ツール・ア…

カラータイマーに理屈は無用

「ウルトラマンメビウス」第3話はいきなり怪鳥バードンの登場。かつて「ウルトラマンタロウ」で、タロウ、ゾフィーの2大ウルトラ兄弟を一度は死に追い込んだ、ウルトラシリーズ中1、2を争う凶悪怪獣だ。 ストーリーは、ウルトラマンといえども死んだこと…

防衛隊はやっぱりワンダバダバダバ

先週から始まった「ウルトラマンメビウス」、評判はなかなかいいらしい。古い世代のわたしとしては若干の不満を抱いた第1話だったが、第2話は・・・。 オープニングはいきなり「ウルトラQ」を思わせる効果音から。そして、壊滅状態になった防衛隊GUYS…

ウルトラマンの戦いにケチをつけるな!

「子供置いてきぼり」などさんざんな好評を得た「ウルトラマンマックス」は無事終了し、今週から「ウルトラマンメビウス」が始まった。放送時間帯は早朝から夕方に代わった。 前作では初代ウルトラマンやウルトラセブン、ひいてはウルトラQまで、いわゆるウ…

34年のギャップを感じさせない不気味さ

轟轟戦隊ボウケンジャー、2週間ぶりのレビューである(先週は録画失敗orz)。ボウケンレッド・明石暁が愛読している作家・香川慈門が書いた冒険小説の通りの光景が、ボウケンジャーたちの目の前で起こる。あまりに似ていることに不審を抱いた暁は香川を訪ね…

ヒロインに欠かせないのは「笑顔」

轟轟戦隊ボウケンジャー、Task5はボウケンピンク・西堀さくらの活躍編。 ネガティブ・シンジケート、ダークシャドウとプレシャス争奪を巡る戦闘中、プレシャスは思わぬ流れから近くを通りがかった少年の手元へ。プレシャスを取り返しに向かったピンクは…

押上が世界一に?

懸案だった第2東京タワーの建設地が墨田区押上1丁目に決まったそうだ。具体的には東武伊勢崎線業平橋駅付近となる。地上600メートルと東京タワーのほぼ2倍。ついに墨田区が「世界一」を名乗ることになるとは、長生きはするものだ。 東京タワーといえば…

戦隊の原点はカレーにあり

轟轟戦隊ボウケンジャー、Task4はボウケンレッド・明石暁(たこ焼きとちゃうで)の過去にまつわる話。頼れるリーダー・暁にはかつて、ミッション中に仲間を失ったというつらい過去があった。そんな悪夢を引きずりながら、新たなミッションに出動する暁…

30人目のブルーに期待大!

1日遅れたが、轟轟戦隊ボウケンジャー第3話のレビュー。 3回目にして、ようやくブルーの存在がはっきりわかることが出来た。正直ほっとした。元エージェントで、諜報活動のエキスパート。香水を使うなど身だしなみにこだわるが、女には甘い。先にここで書…

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.2

仮面ライダーの敵といえばショッカー、秘密戦隊ゴレンジャーの敵といえば黒十字軍、キカイダーの敵といえばダーク。古来特撮ヒーロー番組では、一つの悪の組織が毎週毎週違うか偉人を送り込んで主人公と戦い、ライダーキックやゴレンジャーストームなど必殺…

オタク的フィギュア3人娘の見方

先ほどはまじめぶった話を書いてしまったが、わりと反響があったようなので一安心。 で、ここからは下世話な話。安藤美姫選手の涙をかばった形になったが、私の好みは残念ながらミキティではない。美人で色気もあって(個人的に眞鍋かをりに似てると思う、異…

轟轟戦隊ボウケンジャー第1回

ということで、シリーズ記念すべき第30作、「轟轟戦隊ボウケンジャー」がきょうから始まった。 新番組で、まず変わったのが画面構成。ついに16:9のハイビジョン方式になった。特撮(特に東映制作)といえばフィルム撮りというのが、わりと最近まで続いて…

ブルーの30年

きょう19日から始まる「轟轟戦隊ボウケンジャー」で、戦隊シリーズは記念すべき30作目となる。1975年放映の第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」をリアルタイムで見て、モモレンジャーのハイキックに興奮していた私としては、よくもこんなに長く続いたな…

今度はウルトラQ同窓会

時に平成のこどもたちをほったらかしにし、昭和のこどもたちの心をくすぐる「ウルトラマンマックス」。今週もまたやってくれた。 冒頭、いつもと違う、でも遠い昔に見た気がするオープニングとともに、怪獣はなぜ現れるかをテーマにした討論番組から始まる。…

それが紅白の響鬼!

それにしても紅白には驚いた。鈴木亜美のピッチピチ衣装にではない。なんといっても布施明である。そう「少年よ」、「君の響鬼」である。NHKが、現在他局で放送中の番組を、ここまで前面に出してしまうとは。 紅白ではこれまで、「キャッツアイ」などアニメ…

轟轟戦隊ボウケンジャー

来年の戦隊モノは「轟轟戦隊ボウケンジャー」だそうだ。そしてこのボウケンジャーで、「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まる戦隊シリーズはちょうど30作を数えることになる。 毎年パターンを変えながらも、これだけ続いているテレビシリーズはほかにないだろう…

狙われた街の40年後

どこからともなく現れた巨大な怪獣や宇宙人が街を破壊する。そこに我らがヒーローがやってきて悪い怪獣を退治し、事件が解決する。特撮ヒーローもの、とりわけウルトラシリーズの基本パターンであり、そんなワンパターンに昭和のこどもたちは夢中になってい…

ウルトラにすばらしい科特隊同窓会

先週平成のこどもたちをすっかりほったらかして、昭和のこどもたちの心をかき乱したウルトラマンマックス。きょうもまた昭和のこどもの心をがっちりつかんだ内容だった。ただし先週のような毒性は全くなかった。 冒頭でトミオカ長官、ヨシナガ教授、ダテ博士…

ウルトラウマンMAX

けさのウルトラマンマックス、ビデオで撮っておいたものを今見終えた。 果たして、視聴者の何人が内容を理解できたであろうか。 今回の監督はかの実相寺昭雄。初代ウルトラマン以来数多くの特撮作品を手がけてきた巨匠だ。中でもウルトラマンでは「怪獣墓場…

インドの山奥で〜

昨日、CSで「レインボーマン」を見た。しかも第1話。実に30数年ぶりだ。 リアルタイムでも第1話から見ていた作品で、当時、家の近所にあった浦和の名店センターで「レインボーマンショー」を見に行ったほど愛着があるヒーローだった。だが、そのころ小…